子育てと絵本

子どもの頃に読んでもらった絵本の思い出は、大人になっても意外と憶えているものです。
ママ達にも子ども時代があり、子育てをしてもらった証です。
私が残念に思う事は、絵本=早期教育、絵本の読み聞かせをするママ=良いママ、のように決め付けられた方程式が当たり前のようにママに突き付けられる時代になってしまったことです。
絵本の読み聞かせは、もちろん、お子さんの教育のためになる事です。
しかし、絵本はママのためにもなる物です。
時には素晴らしい育児書であり、時にはママである現実からふと離れて懐かしい子ども時代を思い出す息抜きになり、また、子どもについついガミガミ言いたくなる小言の代わりに、絵本が子どもの心や知恵を育む お手伝いをしてくれたり。。。
ですから、本来絵本という物は、親子の成長をそばでこっそりと見守る応援者であると感じています。
そのためにも、「絵本を読んであげなくちゃ…!」と気負わずに、読み聞かせを続けられる方法を試してみましょう!
いつでもどこでもチャンスさえあれば絵本を取り出せるように、小さいサイズの絵本を2、3冊、常にバッグの中に入れておきます。
そして曜日を決めて、週に一度は別の絵本に変えましょう。
きっと絵本がもっと身近に、気楽に感じられるはずですよ。