ことばと教育

ことばは教育の原点だと思います。

私が今まで出会った言葉の出ないお子さんの保護者の中に、かなりの確率で元保育士の方がおり、どうしてなのかを考えてみました。

多くの子ども達を毎日お世話している保育士がなぜ我が子の言葉を導き出せなかったのでしょうか。

思いだしてみると、彼女たちのお子さんは育てられ方が悪かったのではなくお子さん自体が生まれ持って障がいを少なからず持っていました。

経験からこうしたお子さんの場合は、健常児指導の経験では歯が立たない!・・・

この判断こそが教育現場経験者のくだした素早い判断だったのだと思います。

そして、荒関を訪ねて来られたのです。

私は、脳性小児まひのお子さんから天才児まで2万人と関わってきました。

その内実際に4千人を指導しました。

つまり、障がいを持っている子ばかりでもなく天才児ばかりでもないこの指導経験こそが「荒関式ことば発達法」を生み出したのです。