オノマトペを使った魔法の言葉

オノマトペとは、『ピカピカ』、『さらさら』、『ピョンピョン』などの擬音語・擬態語のことです。
特に幼児期の会話にはよく出てきますよね。
大人同士の会話では、あまり使わないお母様もいらっしゃるかと思います。
しかし、このオノマトペ、実は人間の潜在能力を引き出す役割もあるのだそうです。
スポーツ界でも、卓球の福原愛さんが試合中に『サー!』と声を出すのは有名です。
『オノマトペの音やリズムが与えるイメージ』によって、『出来るよ。』という信号を脳に送れるのです。
「○○ちゃん、今日はスラスラスラスラスラー(強調して)っと言葉が出てくるね。」「すごい!今の言葉はあっという間にパッ(強調して)と出てきたよ。」など、スムーズに言葉が出てくるイメージが湧くようなオノマトペもあります。
他の例でいうと、ペラペラ、どんどん、ぽんぽんもよいですね。
お子さんが考え込んで言葉に詰まっている時は、頭の横で指をクルクル回しながら、「ぐるぐるぐるぐるー、ポンッ!」とオノマトペを使い、言葉が出てくるタイミングまで待ってみて下さい。
ポンッと言葉が出やすくなるでしょう。
ほんの少しのユーモアとお母さんの魔法でお子さんの対話をどんどん引き出してみましょう!